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ビデオ喉頭鏡(エアウェイスコープ®)気管挿管のポイントとトラブル対策
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「ビデオ喉頭鏡(エアウェイスコープ®)気管挿管のポイントとトラブル対策」をご購入頂き、ありがとうございました。

本サイトでは、間接声門視認型ビデオ喉頭鏡であるエアウェイスコープ(HOYA 株式会社)を用いた気管挿管について、事例などの映像を閲覧することができます。

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はじめに

エアウェイスコープ®(HOYA株式会社)はわが国で開発された間接声門視認型ビデオ喉頭鏡である。日本人の咽頭・喉頭のCT画像を参考にブレードの形状を考案し、カメラ技術と組み合わせて作成された。エアウェイスコープは2.4インチフルカラーのモニタースクリーンとCCDカメラをもつ本体と、イントロック®と呼ばれるディスポーザブルブレードから構成されている。イントロックの形状は従来の喉頭鏡と異なり咽頭解剖にフィットするL字型であり、マッキントッシュ型喉頭鏡のようなスニッフィング体位や喉頭展開操作を必要としない。この特徴は頭部後屈が制限される例、喉頭展開が困難な例、そして非熟練者による気管挿管を可能としており、その有効性が報告されている。

一方、エアウェイスコープによる気管挿管には従来のマッキントッシュ型喉頭鏡とは異なった操作手技が求められる。このため、マッキントッシュ型喉頭鏡を使い慣れた熟練医師の間ではエアウェイスコープの評判は必ずしも良好でない。とくにチューブ挿入の操作に戸惑うことが多く、その要因としてはマッキントッシュ型喉頭鏡と同様のブレード操作を行っているものと推測される。

エアウェイスコープは他の気管挿管法と同じく万能の気管挿管デバイスではない。開口制限や口腔内分泌物(血液)の存在はエアウェイスコープにとって不利となる。また、咽頭・喉頭の解剖異常を呈する事例ではイントロックそのものがうまく挿入できない可能性もある。

本書では、エアウェイスコープによる気管挿管に必要な解剖と適切な使用法について解説している。エアウェイスコープの特徴を理解し、適切な使用手技を身につけることによって、このデバイスのメリットを最大限に引き出すことができる。このテキストを通じて、エアウェイスコープについての正しい知識と使用法、そしてその欠点について読者の理解を深めることができれば幸甚である。

【「ビデオ喉頭鏡(エアウェイスコープ®)気管挿管のポイントとトラブル対策」(へるす出版)序文より】